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一般墓地

墓石本体と周りを囲む外柵から構成される昔ながらの一般的なスタイルの墓地で、「普通墓地」とも呼ばれています。墓地内に花や緑の植栽が多くあるタイプを「ガーデニング墓地」、地面から一定の高さがあり、腰をかがめることなくお参りできタイプを「テラス墓地」と呼んでいるところもあります。
一般墓地を永代に渡り子孫に引き継ぐことができます。墓石は以前は縦長の和型タイプが一般的でしたが、近年は横長の洋型タイプが人気を集めています。
みやぎ霊園の一般墓地は畳一枚分の一畳サイズ(0.5坪)から1.5坪まで豊富な種類があります。
一般墓地にかかる費用として永代使用料墓地管理料、墓石費用が必要です。

<もっと詳しく>

お寺の檀家にならないと墓地には入れない?

葬祭供養と墓地はセットではありません。墓地に埋葬する際に、僧侶に供養してもらうのは仏教徒だけで、日本にはキリスト教や神道などのほか、無宗教の人も多くいます。寺院墓地は基本的にはそのお寺の檀家にならないと利用できませんが、民営墓地は利用制限を設けているところが少なく、公営墓地は住所がその自治体にあるなどの条件を満たせば、仏教・神道・キリスト教・無宗教問わず誰でも利用できます。公営墓地や民営墓地での納骨の際に、僧侶を招かずに家族だけで行うことは珍しいことではありません。

公営墓地・寺院墓地・民営墓地の違い

墓地の種類には、市町村が運営する「公営墓地」、宗教法人が運営する「寺院墓地」、民間が運営する「民営墓地」があります。その他に昔からあるみなし墓地もあります。
公営墓地はその自治体に住んでいることが条件のところが多く、宗旨宗派の制限はありません。また墓地の永代使用料は寺院墓地や民営墓地と比べて安価なところが多いのも特徴です。
寺院墓地はその寺院の檀家になることが墓地利用の条件です。寺院墓地はその寺院へのお布施等の経済的支援が必要な一方、葬祭の時には供養をしてもらえる安心感があります。
民営墓地は営利を目的としない公益法人等に経営が許可されている墓地で、みやぎ霊園は公益財団法人が運営する民営墓地に該当します。民営墓地は公営墓地と同様に宗教の制限はありません(民営墓地の中には寺院が運営しているところもあり、稀にその寺院の檀家になるなど制限がある場合があります)。民営墓地はいつでも購入できる、ペット受入れ可もあるなど公営墓地や寺院墓地と比べて利用の制約が少ないことも特徴です。 墓地管理料は一般的な墓地の場合は公営墓地・寺院墓地・民営墓地いずれも必要です。

墓地の承継について

墓地は長男でなければ承継できないという法律上の決まりはありません。嫁いだ長女はもちろん、次男や次女が承継することもできます。また親族に墓地を譲ることも両家の合意および墓地の管理者の了承が得られれば可能です。

お墓は祭祀財産

祭祀財産とは、先祖を祀るための墓地や墓石、位牌、仏壇、仏具、家系図などを指します。祭祀財産を承継する人のことを祭祀承継者といいます。祭祀財産は相続財産とは切り離して扱わられ、相続税はかかりません。そのため、祭祀承継者として祭祀財産を受け継いだとしても、祭祀財産による税負担はありません。

墓石の構成と名称

墓石は、墓石の中心となる墓石本体、遺骨を納めるカロート、周りを囲む外柵を基本として構成されています。その他に墓誌、塔婆立、香炉などさまざまな付属品が設置されます。

墓石の種類

御影石(花崗岩)が墓石として多く使用されています。御影石には「黒御影石」「白御影石」「グレー系御影石」「赤系御影石」「ピンク系御影石」「緑系御影石」など、さまざまな種類があります。
【写真/黒御影石、白御影石、グレー系御影石、赤系御影石、ピンク系御影石、緑系御影石】

  • 黒御影石
  • 白御影石
  • グレー系御影石
  • 赤系御影石
  • ピンク系御影石
  • 緑系御影石

指定石材店制度

寺院墓地や民営墓地で墓石を建立する際、その墓地指定の石材店以外は墓石建立工事ができない場合があります。墓地の造成は費用がかかるため、多くの場合その墓地に関係の深い石材店が出資して開発します。墓地の造成が大規模になると複数の石材店が出資して共同で開発します。石材店にとっては出資するだけではメリットが少ないため、その墓地と出資した石材店以外は墓石建立工事ができない取り決めを交わしていることがあります。寺院墓地・民営墓地で墓地を求める際、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
民営墓地でもみやぎ霊園のように指定石材店制度がないところもあります。公営墓地には指定石材店制度はありません。

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